
11月19日(水)20:00からSBC信越放送で放送される「ラストをトモに!~Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架から後輩たちへ~」。番組をご覧になる前に、Mrs. GREEN APPLEのことをもっと知っておくと、番組が何倍も楽しくなります。今回は、そんなMrs. GREEN APPLEの魅力をご紹介します。
Mrs. GREEN APPLEってどんなバンド?
Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル、通称「ミセス」)は、2013年に結成された3人組ポップロックバンドです。2015年にメジャーデビューして以来、数々のヒット曲を生み出してきました。
バンドの歩み
- 2013年: 高校2年生だった大森元貴を中心に結成
- 2015年: ミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー
- 2020年: 「フェーズ1完結」を宣言し活動休止
- 2022年: 約1年8ヶ月ぶりに「フェーズ2」として活動再開
- 2023年: デビュー10周年、日本レコード大賞受賞、NHK紅白歌合戦初出場
- 2024年: 日本レコード大賞2連覇(バンドで史上初)
- 2025年: 累計100億再生突破(国内史上初)、12月31日に「フェーズ2完結」、2026年1月1日から「フェーズ3」開始予定
なぜ人気なの?
1. 圧倒的にポップでキャッチーなサウンド 一度聴いたら耳から離れないメロディが特徴です。幅広い世代から愛される理由の一つと言えるでしょう。
2. 共感性の高い歌詞 10代から20代のリアルな青春や日常に寄り添う歌詞が、多くの人の心に響いています。
3. 鮮やかな楽曲の世界観 アニメやドラマ、映画の主題歌として多数採用されており、それぞれの作品にぴったりな世界観を作り出しています。
メンバー紹介
現在のMrs. GREEN APPLEは3人体制で活動しています。
大森元貴(おおもり もとき) – ボーカル&ギター
- 1996年9月14日生まれ、東京都出身
- バンドの作詞作曲を担当
- 透明感のある歌声と独創的な世界観が魅力
若井滉斗(わかい ひろと) – ギター
- 1996年10月8日生まれ、東京都出身
- 大森の中学時代の同級生で、バンド結成メンバー
- 繊細かつ重厚なサウンドメイクを得意とする
藤澤涼架(ふじさわ りょうか) – キーボード
今回の番組の主役です!
- 1993年5月19日生まれ、長野県長野市出身
- 長野市立柳町中学校→長野県立小諸高校音楽科(フルート専攻)
- 幼少期からクラシックピアノを習い、中学では吹奏楽部でフルートを担当
- 高校卒業後、テアトルアカデミーに通い、そこで大森元貴さんと出会ってバンドに加入
- 楽曲のアレンジや構成においても重要な役割を担っている
- 2025年9月には映画「ベートーヴェン捏造」にショパン役で出演
- 2025年10月には信毎選賞を受賞
藤澤さんは、音楽の原点となった母校・小諸高校や柳町中学校への思い入れが強く、今回の番組でもその想いが語られるはずです。
聴いておきたい代表曲
番組を見る前に、これらの曲を聴いておくと、藤澤さんやMrs. GREEN APPLEの魅力がより伝わります。
映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌。青春の眩しさを感じさせる爽やかなサウンドが特徴で、Mrs. GREEN APPLEの代表曲の一つです。累計5億再生を突破した記念すべき楽曲。
テレビアニメ『忘却バッテリー』オープニングテーマ。2024年の日本レコード大賞で大賞を受賞しました。軽快なリズムとキャッチーなメロディに乗せて、青春の甘酸っぱさと切なさを歌い上げた曲です。
2023年の日本レコード大賞で大賞を受賞。NHK紅白歌合戦での初出場曲としても話題になりました。
コカ・コーラのCMソングとして起用。明るく軽快なポップサウンドで、落ち込んだ時や気分転換したい時に元気をもらえる一曲です。
第97回全国高校サッカー選手権大会の応援歌。力強いリズムと壮大なサウンドで、葛藤や希望、仲間との絆をまっすぐに歌い上げています。
ドラマ『僕たちがやりました』主題歌。電子音を主体とした明るいダンサブルなポップナンバーです。
メジャーデビュー曲。軽快なメロディとポジティブな歌詞で、今も代表曲の一つとして親しまれています。
筆者が特におすすめしたい3曲
個人的に、Mrs. GREEN APPLEの魅力を深く感じられる3曲をご紹介します。
Soranji
映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌。壮大なストリングスが心を揺さぶる、命の尊さを歌い上げた感動的なバラードです。初めて聴いた時、そのメッセージ性の深さに思わず涙が溢れました。どんな苦境にあっても希望を捨てず、愛する人を思う強い気持ちが描かれており、疲れた時や何かにくじけそうになった時に聴くと、明日へ向かうための温かい光を心に灯してくれるような楽曲です。
天国
ノイジーな音が散りばめられる中で、綺麗でありながら恐ろしさも感じさせる高音の美しい歌声が印象的な楽曲です。エッジの効いた中音から低音へと変化する歌声に、良い意味で振り回される心地よさと恐怖が重なり合い、聴く者を独特の世界へと連れて行ってくれます。何度聴いても新しい発見がある一曲です。
点描の唄 (feat. 井上苑子)
映画『青夏 きみに恋した30日』の挿入歌として書き下ろされた楽曲で、井上苑子さんとのコラボレーションが印象的です。優しく語りかけるような歌声と、温かみのあるメロディが心に染み入ります。一人ひとりの点が重なって一つの絵になっていくような、人と人との繋がりを感じさせてくれる一曲です。
番組の見どころ
番組では、藤澤涼架さんが「音楽の原点」と語る母校・小諸高校と柳町中学校を訪れる様子が描かれます。
注目ポイント:
- 小諸高校は来年3月に120年の歴史に幕を下ろし、小諸商業高校と統合して「小諸義塾高校」になる
- ラストイヤーの生徒たちが、尊敬する先輩・藤澤さんに見せる全校ダンス(曲はもちろんMrs. GREEN APPLEの楽曲)
- 藤澤さんが本格的にポップスに目覚めたきっかけとなった文化祭「野岸祭」の思い出
- 母校への思いを涙ながらに語る藤澤さんの姿
まとめ
Mrs. GREEN APPLEは、ポップでキャッチーなサウンドと共感性の高い歌詞で、幅広い世代から愛されているバンドです。特に藤澤涼架さんは、長野県出身で音楽の原点が小諸高校や柳町中学校にあります。
11月19日の番組では、そんな藤澤さんが母校を訪れ、統合を控えたラストイヤーの学校と後輩たちにエールを送る姿が描かれます。Mrs. GREEN APPLEの音楽を知った上で番組をご覧になると、藤澤さんの想いや学校との絆がより深く伝わってくるはずです。
ぜひ代表曲を聴いて、番組を一緒に楽しみましょう。
