
そもそも「神」とは?

エールシステムの「総合マーケティング部 / Web制作」の部長の神津さん。
20年以上の現場経験を持ち、Webサイト制作やWebアプリ・ゲーム開発からブランディングまで幅広く手がける。なぜか調理師免許を持ち、年間1000冊以上本を読む変人部長。
「Web制作の神に聞いてみた」は、エールシステムのWeb制作部長・神(現場経験20年以上)に毎回1テーマで話を聞くシリーズです。
コバちゃん100円ショップに行くと、つい「あれもこれも」とカゴに入れちゃう…。でも、なんで全部キッチリ100円で売れるんだろう? 今回はその“値段のしくみ”を神に聞いてみました。
100円ショップが全部100円で売れるのは、商品1つずつではなく“カゴ全体”で利益を計算する「制限型ビジネスモデル」だからです。1点あたりの原価は10円〜90円とバラバラで、複数買われる前提で全体最適されているのが最大の特徴です。
「大量生産だから安い」は半分しか正解じゃない



よく「大量に作ってるから1個あたりの原価が抑えられて、それで安いんだよ」って言われるよね。あれ、間違いではないんだけど…実は半分くらいしか正解じゃないんだ。「本当に?」ってちょっと引っかかるでしょ。本質はもう一個別のところにあるんだよ。



たしかに、それだけだと「ふーん」で終わっちゃう感じします。
ヒントは「1日100杯のラーメン屋さん」



わかりやすいのがラーメン屋さん。「1日100杯売ったら終わり」ってお店あるよね。あれって、100杯で店長さんが生きていけるお金を稼がなきゃいけないから、原価いくら・売り値いくら・利益いくらって全部逆算しているんだよ。100円ショップも一緒で、これは“制限型のビジネスモデル”なんだ。



売る数が決まってるから、逆算で値段が組めるんですね。
カゴ全体で利益を計算している



100円ショップって、売り値は100円で固定だけど、原価はバラバラ。極端な話、90円のものもあれば、30円、ものによっては10円のものもある。それを複合して「これはセットで買われるだろうな」ってカゴの中身を想定して、カゴ全体の合計で利益が出るように計算されてるんだよ。



1個ずつじゃなくて、カゴまるごとで黒字にしてるんだ…!
「気づいたら2,000円」はディスプレイの設計どおり



だから1個だけ買われると正直キツいんだけど、100均ってあんまり1個だけって、ないでしょ?「あ、これもいいな」って思わせるディスプレイもちゃんと計算されてる。気づいたら2,000円使ってたっていう、あの体験ごと設計されてるんだ。



あります、それ完全にやられてます(笑)。
実践チェックリスト
- 「安い理由=大量生産」だけで止めず、“全体で利益が出る設計”を考えてみる
- 自分の商品・サービスも「1点単体」ではなく「組み合わせ」で利益を考える
- お客さんが自然に複数選びたくなる“見せ方・並べ方”を意識する
- 「気づいたら買ってた」の裏には必ず設計があると知っておく
100円ショップは「安さ」じゃなくて「設計」で成り立ってる、ってわかると、買い物がちょっと面白くなるよ。
この「カゴ全体で利益を出す」考え方は、実はWebでも同じ。「ネットショップの商品構成や価格プランを、全体で利益が出るように設計したい」「サイト全体で“ついでに見てもらう・選んでもらう”導線をつくりたい」とお考えの方は、ぜひエールシステムにご相談ください。
まとめ
- 「大量生産だから安い」は半分 ― 本質はもう一つ別にある
- 制限型ビジネスモデル ― 売る量を決めて逆算で値づけ
- カゴ全体で利益計算 ― 原価10〜90円を複合して黒字化
- ディスプレイも設計 ― 「気づいたら2,000円」は狙いどおり
次回の「Web制作の神に聞いてみた」もお楽しみに。
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