WordPress 6.5のリリースは、ユーザー体験を向上させ、サイト管理をよりスムーズにするための多数の新機能と改善点が含まれています。以下は、特に注目すべきアップデートの要点です。
目次
WordPress 6.5のアップデート内容 超まとめ
- フォントライブラリ: フォント管理機能の強化
新しいフォントライブラリ機能を使えば、サイト全体で使用するフォントを簡単に管理できます。Google Fontsとの直接連携も可能で、フォントの選択肢が広がります。 - カスタムフィールドでのブロック属性の関連付け: カスタムフィールドとブロックの統合
投稿やページにカスタムメタデータを追加するためのカスタムフィールドを、ブロック属性に直接関連付けることができるようになりました。これにより、サイトのカスタマイズ性が向上します。 - プラグインの依存関係表示: プラグイン依存関係の明示
あるプラグインが他のプラグインに依存している場合、その情報が明確に表示されるようになり、ユーザーは必要なプラグインを事前にインストールすることが求められます。これにより、エラーの可能性を減らし、ユーザー体験を向上させます。 - ブロックエディターの機能向上: ブロックエディターの改善
ブロックエディターはさらに使いやすくなり、新たにドロップシャドウ効果やカバーブロックの賢いオーバーレイカラー選択など、デザインの自由度を高める機能が追加されました。 - 開発者向け機能: 開発者向けの新機能
シンボリックリンクの使用、REST APIの拡張、AVIF画像形式のサポートなど、開発者がWordPressをより効率的に使えるようにするための機能が多数追加されました。
これらのアップデートは、サイトのデザインと管理をさらにカスタマイズしやすくし、ユーザー体験を向上させることを目的としています。WordPress 6.5は、これらの新機能と改善により、すべてのユーザーにとってより良いプラットフォームになるでしょう。
【Wordpress リリース情報】
https://ja.wordpress.org/2024/03/29/wordpress-6-5-release-candidate-4/
追記:WordPress 6.5.2
WordPress 6.5.2は、メンテナンスとセキュリティのアップデートを含むリリースです。
このバージョンでは、コアに2つ、ブロックエディターに12つのバグ修正と、1つのセキュリティ修正が行われています。特にセキュリティの問題として、アバターブロックタイプに影響するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が修正されました。
セキュリティリリースであるため、すぐにサイトの更新が推奨されています。
なお、次の大きなリリースである「WordPress 6.6」は2024年7月16日に予定されています。
詳細は、以下のWordPress公式リリースページで確認できます。
https://wordpress.org/news/2024/04/wordpress-6-5-2-maintenance-and-security-release/
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