

「AIって話題だけど、実際どう使えばいいの?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
私たちエールシステムでは、日々の業務にAIを取り入れています。
今回は、実際に1日の中でどう活用しているかをご紹介します。
- 本記事で紹介する内容は、主にChatGPT、Claude、GitHub Copilotなどの生成AIツールを活用した事例です。
AIを使い始めたきっかけと最初の失敗
最初は「AIなら完璧な文章を一発で作ってくれるだろう」と期待していました。
でも実際に使ってみると、出力結果がどこか他人事のような文章だったり、細かいニュアンスが伝わらなかったり。
「使えないじゃないか」と思いかけたとき、使い方を変えてみました。
完璧を求めるのではなく、たたき台を作ってもらう。
この発想の転換で、AIが急に使いやすくなりました。
メール文面の作成と調整
顧客への進捗報告や採用連絡など、メールを書く機会は多いもの。
ゼロから書くと時間がかかりますが、AIにまず下書きを作ってもらい、自分の言葉でニュアンスを調整するスタイルに変えました。
実際の流れ
Before:一から考えて書く → 推敲 → 送信(30分)
After:AIに下書き依頼(1分) → 自分の言葉で調整(5分) → 送信(計6分)
「営業っぽくしたくない」「もう少し柔らかく」といった曖昧な指示にも対応してくれるので、自分らしい文章に仕上げやすくなります。
たとえば、最初の出力が丁寧すぎたら「もう少しカジュアルに」と伝えるだけで調整してくれます。
内容の壁打ち・理解確認
書いた文章をAIに読んでもらって、「この説明で伝わる?」と確認することもあります。
これが思った以上に便利でした。
こんな場面で使っています
メール送信前:
「この説明、相手に伝わるかな?」と不安なとき、AIに読んでもらいます。
「前提が書かれていないので、初めて読む人には分かりにくいかもしれません」といった指摘がもらえます。
提案資料のチェック:
提案書を書いた後、「この提案に抜けはない?」と確認。
「費用感の記載がないので、先方が判断しにくいかもしれません」といった視点を教えてくれます。
説明文の確認:
サービス説明やマニュアルの文章を見てもらうと、「専門用語が多くて、初心者には難しいかも」といった指摘が返ってきます。
実際にこんな指摘をもらいました
- 「論理が飛躍しています。AからBへ進む理由が書かれていません」
- 「前提となる情報が抜けているので、読み手は混乱するかもしれません」
- 「この表現は曖昧で、人によって解釈が分かれそうです」
自分では気づかない「読み手目線」の指摘がもらえるので、送信前のセルフチェックとして重宝しています。
一人で「これで合ってるかな」と悩む時間が減りました。
スケジュール・タスク管理との連携
AIとカレンダーやタスク管理ツールを連携させると、「月曜の10時に請求対応を入れて」と伝えるだけで予定が登録されます。
わざわざツールを開いて入力する手間が省けるので、ちょっとした効率化ですが、積み重なると大きな差になります。
他にもこんな使い方をしています
議事録の整理
会議のメモをAIに渡して「要点をまとめて」と依頼すると、箇条書きで整理してくれます。
自分で見直しながら清書する時間が大幅に短縮されました。
調査・リサーチ
「最近のSEOトレンドを調べて」と伝えると、複数の情報源をもとに要点を整理してくれます。
自分で検索してまとめる手間が省けるので、企画の初期段階で重宝しています。
企画書のたたき台
新しいサービスの企画を考えるとき、まずAIに「こういうサービスを考えているんだけど、メリット・デメリットを整理して」と相談します。
自分では気づかなかった視点が出てくることもあり、思考の整理に役立っています。
安心して使うために
便利だからといって、何でもAIに任せていいわけではありません。
私たちは以下のルールを決めて運用しています。
- 機密情報や個人情報は入力しない
- どのツールを誰が使うかを明確にする
- 出力結果は必ず人間が確認・判断する
ルールを決めて使うことで、安心して活用できるようになります。
どうやって始めればいい?
「興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」という声もよく聞きます。
まず無料で試す
ChatGPTやClaudeなど、多くのAIツールには無料プランがあります。まずは気軽に試してみましょう。
1つの作業だけ任せてみる
いきなり全部を任せるのではなく、「文章の誤字チェック」や「メールの下書き」など、小さな作業から始めましょう。
指示の出し方を工夫する
具体的に、簡潔に、段階的に指示すると、AIの回答精度が上がります。「プロンプト」のコツを少しずつ覚えましょう。
「この文章を修正して」より「この文章をもっとカジュアルな口調に修正して」の方が、意図した結果が得られやすくなります。
よくある質問
- コストはどのくらいかかる?
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無料プランでも基本的な機能は使えます。業務で本格的に使う場合、月額3,000円程度のプランが一般的です。
- 難しくない?
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特別な知識は不要です。普段の言葉で「こういうことをしてほしい」と伝えるだけで使えます。が、使いこなすには言語化能力が必要になっていきます。
- どのくらい効率化できる?
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作業内容によりますが、メール作成なら50〜80%の時間短縮も可能です。浮いた時間を、より重要な業務に充てられるようになります。
気づいたこと
AIは「書いてもらう」というより「一緒に考える」ツールです。
完璧な出力を期待するより、たたき台を出してもらって自分で調整する方がうまくいく。最終判断は人間がする前提で使うのがポイントです。
おまけ:AIに伝えると便利なフレーズ
「調査して提案して」
選択肢を出してほしいときに使います。
「全体俯瞰して問題ないかチェックして」
抜け漏れ確認に最適です。
「鬼教官モードで評価して」
厳しめのフィードバックがほしいときに。
具体的な指示を出すと、AIの回答精度が上がります。
ぜひ試してみてください。
まとめ
まずは1日1回、何かをAIに相談してみるところから始めてみてください。「意外と使えるな」と思えたら、それが第一歩です。
私たちエールシステムでも、AIを活用しながらお客様により良いサービスを提供できるよう取り組んでいます。
AI活用やWeb業務の効率化について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。









