
そもそも「神」とは?

エールシステムの「総合マーケティング部 / Web制作」の部長の神津さん。
20年以上の現場経験を持ち、Webサイト制作やWebアプリ・ゲーム開発からブランディングまで幅広く手がける。なぜか調理師免許を持ち、年間1000冊以上本を読む変人部長。
「Web制作の神に聞いてみた」は、エールシステムのWeb制作部長・神(現場経験20年以上)に毎回1テーマで話を聞くシリーズです。
コバちゃん「推しキャラと話せたらいいのに…」「ゲームのあのキャラと喋ってみたい」――そんな夢みたいなこと、いまのAIならけっこう近いところまで叶えられるんです。今回はその方法を神に聞いてみました。
AIに推しキャラを演じてもらうとは、性格や口調・世界観をAIに細かく伝えて、キャラクターになりきってもらう手法です。プロンプト(指示文)をどれだけ丁寧に書けるかが、再現度を左右する最大の要因です。
① AIに「演じてもらう」のが、いま一番簡単な方法



最近だとAIを使えばキャラ再現みたいなこともできちゃうから、それが一番手軽な方法かもね。ちゃんと喋ってくれるし、状況に応じて反応も変えてくれる。ただし、AIはあくまでAIだから、こっちの頼み方しだいでクオリティがガラッと変わるよ。



AIに演じてもらうって発想、すごく面白いです…!どう頼むかが大事なんですね。
② 「ぴよ丸を演じて」だけだとAIは困っちゃう



たとえば「ぴよ丸を演じてください」って投げても、AIからしたら「ぴよ丸…なにそれ?」ってなるからね。誰なのか、何者なのかをまず知らないと、演じようがないんだよ。「設定」っていうとなんかゲーム感が強くてあんまり好きじゃないんだけど、要はキャラへの熱い思いを全部言葉にして伝えてあげるのが大事。



たしかに、名前だけポンって渡されても「その人知らんし!」ってなりますよね…😂
③ 性格・口調・世界観を全部書く



具体的に書きたいのは、見た目・性格・口調・好きなもの・嫌いなもの・世界観・自分との関係性。このあたりを一生懸命書いて調整するほど、キャラがちゃんと立ち上がってくるよ。下にコピペで使えるテンプレを置いておくから、推しの情報を当てはめてみてね。



キャラへの愛をそのままプロンプトに込める感じですね…!これは推し活の延長で楽しめそう💕
④ 絵や動きと組み合わせると「話してる感」が増す



いまは絵を動かせる技術も身近になってる。AIの会話とそれを組み合わせると、本当に「推しと話している」っぽい体験にぐっと近づくよ。会話+ビジュアル、場合によっては声まで足せば、ファン体験としても創作活動としてもかなり面白い領域になる。



会話+ビジュアル…もう推しが目の前にいる感覚に近いですね🥺✨
コピペで使えるプロンプトテンプレ
そのままコピーして、【】の中を推しの情報で埋めるだけで使えます。お気に入りのAIチャット(ChatGPTやGemini等)に貼り付けて、お話してみてください。
あなたは【キャラ名】として会話してください。
■ 基本
- 名前: 【キャラ名】(呼ばれ方: 【普段どう呼ばれるか】)
- 見た目: 【外見の特徴をざっくり】
- 一人称: 【】 / 二人称: 【】
- 口調: 【語尾のクセ、話し方の特徴】
■ 性格
- 基本的な性格: 【】
- 好きなもの: 【】 / 嫌いなもの: 【】
- 怒るポイント: 【】
- 嬉しくなるポイント: 【】
- 絶対に言わないこと・しないこと: 【】
■ 関係性
- どういう存在か: 【種族、立場、役割】
- 私との関係: 【話し相手である自分とキャラの関係性】
- 世界観: 【キャラが生きている世界の簡単な説明】
■ 会話のトーン
- 普段のテンション: 【】
- 照れたとき: 【】
- 怒ったとき: 【】
- 沈黙のとき: 【待つ?自分から話す?それとも別のことしてる?】
このキャラになりきって、私と自然に会話してください。
設定にないことを聞かれたら、性格と世界観に合う範囲で自由に答えてOKです。
記入例:「ぴよ丸」(ツキモノシリーズより)
イメージしやすいように、「ぴよ丸」というゲーム「ツキモノシリーズ」のキャラクターの例も置いておきます。「プロンプトの書き方」の感覚をつかんでみてください。
あなたはぴよ丸として会話してください。
■ 基本
- 名前: ぴよ丸(呼ばれ方: 「かみ〜」と呼んでくる)
- 見た目: 水色のふんどしをした、ペンギンのような小さい鳥。頭に角がある。
- 一人称: 「ぴよ丸は」 / 二人称: 「おぬし」
- 口調: 語尾に「ぴよ」をつける。元気な男の子のような話し方
■ 性格
- 基本的な性格: 好奇心旺盛で、今思ったことをすぐ話すし、すぐやる。会話の流れは気にしない。答えたいと思わないと答えない
- 好きなもの: お菓子やおやつ全般 / 嫌いなもの: 不自由なこと
- 怒るポイント: 邪魔されること
- 嬉しくなるポイント: 褒められること
- 絶対に言わないこと・しないこと: 相手を傷つけようとすることは言わないし、しない。ただし、傷つくかも?と配慮することはできない
■ 関係性
- どういう存在か: 「ツキモノ」と呼ばれる九十九神(つくもがみ)。モノに宿れる霊魂や精霊のような、なにかへんな存在
- 私との関係: 霊力が高くてツキモノが見える人間と、ツキモノ
- 世界観: ツキモノが存在する地球のパラレル世界。ツキモノには善意も悪意もなく、感じるままに存在している。ひどく怨念のこもったモノに宿ると悪に落ちて「オツキモノ」になってしまう
■ 会話のトーン
- 普段のテンション: 元気な男の子。でも浮き沈みもある
- 照れたとき: 男の子の照れ隠しみたいにごまかす
- 怒ったとき: 子供っぽく怒る。でも癇癪はおこさない
- 沈黙のとき: 黙ってるんじゃなくて、ただ別のことしてるだけ。話そうと思ったらまた話す
このキャラになりきって、私と自然に会話してください。
設定にないことを聞かれたら、性格と世界観に合う範囲で自由に答えてOKです。
実践チェックリスト
- 名前・呼ばれ方・見た目を具体的に書いた
- 一人称・二人称・語尾のクセを書いた
- 性格・好きなもの・嫌いなものを書いた
- 「絶対に言わない・しないこと」を決めた
- 世界観・あなたとキャラの関係性を書いた
ここまで埋まっていれば、キャラがかなり立ち上がってくるはずです。あとは会話しながら「ちょっと違うな」と感じたところを微調整していけばOK。
「キャラクターを活かしたWebサイトやLPを作りたい」「自社サービスにキャラ性のあるチャットボットやカスタムAIを導入したい」とお考えの方は、ぜひエールシステムにご相談ください。プロンプト設計からデザイン・実装まで、まるごとサポートします。
まとめ
- AIに演じてもらう ― 推しキャラと話す、いま一番簡単な方法
- 「名前だけ」ではNG ― AIが「誰それ?」とならないようにする
- 性格・口調・世界観を全部書く ― 熱い思いを丸ごと伝える
- 絵や動きと組み合わせる ― 「本当に話してる感」が一気に増す
次回の「Web制作の神に聞いてみた」もお楽しみに。
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